社会藝術舎は、一人ひとりが持つ創造性や想いを多様な形で表現し、社会藝術家としてコレクティブに社会を変革していくための学び舎です。これまで社会の外側に置かれてきた藝術のまなざしを、日々の営みにそっと根づかせ、ぬくもりや違和感、問いかけや歓びが響き合う未来を共につくります。人が育ち、価値が生まれ、自由に交差する場所──それが社会藝術舎です。
このプロジェクトのはじまり
社会藝術舎は、ヨーゼフ・ボイスの提唱した「社会彫刻(Social Sculpture)」という概念に着想を得て生まれました。私たちは藝術を「人間の精神に内的な成長をもたらす技」としてとらえ、個人の内面と社会が交差する地点に価値を見出しています。 効率性や合理性を重視する現代社会において、藝術はしばしばその外側に置かれてきました。社会藝術舎は、そうした藝術のまなざしを社会の「内側」に戻し、人々の営みに根づかせていく試みです。
取り組み
社会藝術舎は、思想と実践を往還しながら、社会の持続的な変容に寄与するための3つの柱を中心に活動を展開しています。協業による知の統合、プロジェクト共創、人材の育成。それぞれが有機的に循環し、コレクティブな価値創造を促進する仕組みです。
研究
循環関係評価
社会課題へのアプローチを、単なる成果主義ではなく、プロセスや関係性を含めた「有機的」な視点で捉え直します。研究・評価・ソリューション開発を通じて、協業各社の知と技術を束ね、新たな価値を共に設計します。
実践
循環協奏設計
持ち寄られる現場の問いやテーマに対して、共創的に取り組むプロジェクトを構築・推進します。各社の実践知と場を活かしながら、柔軟かつしなやかな社会変容の「設計図」を描いていきます
育成
社会藝術家育成
一人ひとりの創造性を信じ、それぞれが「社会藝術家」として活躍できる場づくりを行います。互いに学び合い、支え合い、個と集団が共に成長していくための実践的な育成・循環の仕組みを育てていきます。
団体概要
名称
有限責任事業組合 社会藝術舎(LLP)
設立目的
社会藝術舎は、それぞれ異なる専門性を持つ4社が「統合」ではなく「連合体」として緩やかに連携することで、共創的な活動を実現しています。メンバー間でバックオフィス機能を共有し、共に学び、実践する場をつくることで、挑戦のプラットフォームであると同時に、セーフティネットとしての役割も担っています。
価値創出
- 共同プロジェクトや新規事業の立ち上げ
- 各社の人材が活躍できる新たなフィールドの開拓
- ソーシャル課題に応じたソリューションの共創と外部対応
基盤強化
- 会議室や備品、書籍、ツール等のシェアリング
- 勉強会やワーキンググループ(WG)による学びの場の創出
- 各社のノウハウやリソースの循環・相互活用
お問い合わせ
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